Raspberry Pi USB HDD起動
Transcend USB3.0/2.0 2.5インチ ポータブルHDD「TS1TSJ25D3」、iBUFFALO USB2.0ハブ 「BSH4A01BK」を買っておいたので、こちらからOSを起動するように変更。
- Windows上でMiniTool Partition Wizard Home Editionを使って、Raspberry PiのOSをインストールしてあるSDカードのFATパーティションを別のSDカードにコピーしてHDD起動用のSDカードを作る。このSDカードは/bootの内容しか入らないので大して容量はいらない。余っていた昔々の128MBのカードを使用。一応、FATパーティションのコピー後にサイズを大きくしておいた。
- 同様にExt4パーティションをUSB-HDDにコピー。もともとのSDカードが16GBのものだったのでこのパーティションサイズは15GB弱だったのでサイズはそのまま。小さなSDカードを使った場合はパーティションサイズを大きくしておいたほうが良いだろう。余ったスペースを別パーティションでExt4でフォーマット。
- USB-HDDを接続してPiを起動。BSH4A01BKに付属のACアダプターは2.3Aのものなので、これだけでHDDとPiをカバーできている。
- 起動中の画面でHDDのデバイス名を確認。sda1とsda2になっていた。
- sda1をマウントしてHDD内の/etc/fstabのルートパーティションの指定を変更し、Piをシャットダウン。
% sudo mkdir /ext % sudo mount -t ext4 /dev/sda1 /ext % sudo vi /ext/etc/fstab #/dev/mmcblk0p2 / ext4 defaults,noatime 0 1 /dev/sda1 / ext4 defaults,noatime 0 1 % sudo umount /dev/sda1 % sudo halt
- HDD起動用のSDカードをPCにつないで、その中にある”cmdline.txt”をオープンし、”root=/dev/mmcblk0p2″を”root=/dev/sda1″に変更。
- HDD起動用のSDカードをPiに差し込んで起動。
- HDDの2ndパーティション用のマウントポイントを作成。
% sudo mkdir /ext
- /etc/fstabに2ndパーティションを追加。
% sudo vi /etc/fstab /dev/sda1 / ext4 defaults,noatime 0 1 /dev/sda2 /ext ext4 defaults,noatime 0 2
- HDDのマウントを確認。
% sudo mount -a
- リブートし、HDDが正常に自動的にマウントされていることを確認。
% sudo reboot
ちなみこのあとに消費電力をワットメータで測ってみたら全部で6W程度だった。省エネサーバで元気に動き続けることに期待。USB-HDDがスリープすると問題があるようなことが書いてあったので、また確認が必要。 -> 数日動作させ続けたが特に問題は無いようだ。(12/28)
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