Raspberry Piで運用してきた自宅のサーバを、諸々の事情からIntelベースのLinuxに変えようと決め、低消費電力のサーバを色々と物色して、N3450が載っているZOTACのZBOX-CI327を購入した。これに4GBメモリと120GBのSSDを搭載して軽めのLinuxということでLinux Mint 19 TeraのMateをインストール。簡単に終わると思っていたら、grub2のインストールのところで、
「grub-efi-amd64-signed’パッケージを/target/にインストールするのに失敗しました」
といったエラーが発生してインストーラがクラッシュしてインストールできない。

色々と調べると、”パーティション設定でFAT32のパーティションを作成して/boot/efiにマウント指定する”といった解決方法があちらこちらにあって、試してみたが状況は変わらない。そもそもパーティションを自分で切った場合はEFIシステムパーティションを指定でき、それを指定しておけば勝手に/boot/efiにマウントされるし、パーティションを自動で行ってもEFIシステムパーティションは生成されているのでこれが原因とは思えなかった。

更に色々調べたところ、こちらのサイト

  • オフラインにしてもう1度インストールしてみる

なる情報があって、とりあえずネットワークを接続せずにインストールを行ったらあっけなく成功。その後再起動してネットワークに繋いでアップデートマネージャでアップデートをかけると問題なくアップデートも完了。インストール中のアップデートの場合に何か問題があるのかな?といった印象。

この情報を得たサイトの方の環境ではオフラインにしても駄目だったようで、色々な原因でインストールが失敗することがあるようだ。

因みにZBOX CI317の消費電力は、何もしていないときは6~7W程度まで下がり、CPU・メモリに100%負荷をかけて14~15W程度。Raspberry Piよりは消費電力は高いが、まあまあ低い値だった。